大切な家族だから、諦めたくない。 難しい腫瘍も、お任せください。

Because they’re an irreplaceable part of your family, you don’t want to give up.
Even complex tumors — leave them to us.

このような症状ありませんか?

  • 体にしこりやできものを見つけた

  • 食欲が落ちて、元気がなくなってきた

  • 急に痩せてきた、体重が減っている

  • 口臭がひどくなり、よだれが増えた

  • 呼吸が荒い、咳が続いている

  • 他院で「腫瘍かもしれない」と言われたが、詳しい検査や治療法がわからず不安

その不安、私たちが受け止めます。
精密な診断と、ひとつひとつ丁寧な治療で、
ご家族と動物たちの『これから』を支えます。

福井獣医科病院腫瘍科治療の4つの特徴

福井獣医科病院腫瘍科治療の4つの特徴

麻酔科認定医在籍 × 腫瘍科専門医療

腫瘍手術では長時間にわたる高度な外科処置が必要になることも少なくありません。当院では麻酔科認定医が常駐し、術前評価から術中モニタリング、術後管理まで一貫して安全な麻酔を提供しています。
高齢や心臓病・腎臓病などの持病がある場合でも、個々の健康状態に合わせた麻酔計画を組み立て、リスクを最小限に抑えながら治療を実施します。
学会参加や専門医との連携を通じて、常に知識と技術をアップデートしながら、最新のエビデンスに基づいた診断・治療を提供しています。

高難度腫瘍外科の豊富な実績

腫瘍の中には、発生部位や周囲組織との関係から、外科的切除が非常に困難とされるものがあります。特に副腎腫瘍や肝臓腫瘍は、大血管に近接しており出血のリスクが高く、高度な技術と経験が求められる手術です。乳腺腫瘍についても、広範囲の切除や再建が必要になるケースでは、専門的な知識と丁寧な手技が欠かせません。

当院ではこれまで数多くの高難度腫瘍外科手術を手がけ、良好な治療成績を収めてきました。術前のCT検査による3D画像評価で腫瘍の正確な位置や血管走行を把握し、綿密な手術計画を立案。術中は出血を最小限に抑える工夫を凝らしながら、確実な腫瘍摘出を目指します。

大学病院と同等の"二次診療レベル"を目指して

高度な腫瘍治療は通常、大学病院や専門病院での「二次診療」として提供され、遠方への通院が必要になります。体調が優れない動物にとって長距離移動は大きな負担です。
当院では二次診療レベルの腫瘍医療を地域で提供することを目指し、動物たちとご家族の負担を軽減します。かかりつけ医からのご紹介はもちろん、飼い主様から直接のご相談も受け付けています。
治療後は、お近くのかかりつけ医と連携しながら経過観察を行うことも可能です。地域全体で動物たちの健康を支えるネットワークづくりを大切にしています。

64列CT × 専門読影医による精密診断

正確な診断は腫瘍治療の最も重要な第一歩です。腫瘍の大きさ、形状、周囲組織への浸潤度、転移の有無を正確に把握できなければ、適切な治療計画は立てられません。
当院の64列CTは、わずか数秒で全身の詳細な断層画像を取得でき、動物への負担を最小限に抑えながらミリ単位での腫瘍評価が可能です。肺転移の早期発見や血管と腫瘍の位置関係など、手術の成否を分ける重要な情報を得られます。
さらに撮影画像は専門の画像診断医(読影医)が詳細に解析。見落としのリスクを減らし、より確実な診断へとつなげます。この精密診断により、治療方針を科学的根拠に基づいて判断できます。

腫瘍科で診る代表的な病気

犬の代表的な病気

乳腺腫瘍

未避妊の雌犬に最も多く見られる腫瘍で、約半数が悪性です。乳腺にしこりができ、進行すると皮膚が破れたり、肺やリンパ節に転移することがあります。早期に発見して外科的に切除することが最も有効な治療法です。初回発情前の避妊手術により、発症リスクを大幅に減らすことができます。しこりが小さいうちに切除すれば予後は良好ですが、大きくなってからでは転移のリスクが高まるため、定期的な触診チェックが重要です。

肥満細胞腫

犬の皮膚腫瘍の中で最も多く見られる腫瘍です。見た目は赤い盛り上がりやイボのように見えることが多く、触ると柔らかかったり硬かったりと様々です。悪性度(グレード)によって治療法や予後が大きく異なるため、切除後の病理検査が非常に重要です。グレードが低ければ外科切除のみで完治することも多いですが、高グレードの場合は追加の抗がん剤治療や放射線治療が必要になります。適切な切除マージン(腫瘍周囲の正常組織)を確保することが再発予防の鍵となります。

リンパ腫

リンパ節や脾臓、肝臓など全身のリンパ組織に発生する血液系の腫瘍です。首や脇、後ろ足の付け根のリンパ節が腫れる「多中心型」が最も多く見られます。元気や食欲の低下、体重減少などの症状が現れます。外科手術では治療できないため、抗がん剤治療(化学療法)が主な治療法となります。適切な化学療法により、多くの犬で症状の改善と生活の質の向上が期待でき、寛解期間を延ばすことが可能です。

猫の代表的な病気

乳腺腫瘍

猫の乳腺腫瘍は約80〜90%が悪性で、犬よりも悪性率が高く進行も速いのが特徴です。転移しやすく、肺やリンパ節に広がることが多いため、早期発見・早期治療が極めて重要です。しこりが1cm以下の小さいうちに切除できれば予後は比較的良好ですが、2cm以上になると予後が悪化します。避妊手術(特に1歳未満での実施)により発症リスクを大幅に減らせます。広範囲切除(片側乳腺全摘出)が推奨されることが多いです。

乳腺の切除と同時に腋窩リンパ節の切除をする事が、腫瘍の再発、転移予防、予後判定に重要となります。

リンパ腫

猫で最も多く見られる腫瘍の一つです。発生部位により「消化器型(腸)」「縦隔型(胸)」「鼻腔型」「多中心型」などに分類されます。消化器型は高齢猫に多く、慢性的な嘔吐や下痢、体重減少が見られます。縦隔型は若い猫に多く、呼吸困難を引き起こすことがあります。猫白血病ウイルス(FeLV)や猫免疫不全ウイルス(FIV)感染との関連も指摘されています。化学療法により症状のコントロールが可能で、特に消化器型の低悪性度リンパ腫では良好な反応が得られることが多いです。

扁平上皮癌

口腔内(特に舌や歯肉)や耳介(耳の縁)、鼻などに発生する悪性腫瘍です。口腔内の場合、よだれが増える、口臭がひどくなる、食べにくそうにする、口から出血するなどの症状が見られます。白猫では耳介や鼻の扁平上皮癌が多く、紫外線が発症に関与していると考えられています。局所での浸潤性が強く、完全切除が難しい場合もあります。QOL(生活の質)を重視した治療方針を立てることが大切です。

こんな症状があれば、早めの受診

  • しこり・できもの 大きくなる、硬さが変わる、出血する

  • 食欲不振・体重減少 数週間続く場合は要注意

  • 呼吸異常 咳が続く、呼吸が荒い、開口呼吸

  • 消化器症状 慢性的な嘔吐・下痢、血便

  • リンパ節の腫れ 首、脇、後ろ足の付け根

  • 口腔内の異常 口臭、よだれ、出血、食べづらそうにする

早期発見が治療の選択肢を広げ、予後を改善します。

気になる症状があれば、お早めにご相談ください。

症例紹介

症例

肝臓腫瘍

手術前の画像
犬と猫の肝臓腫瘍は、肝臓にできる腫瘍(できもの)で、肝臓から発生するものと、他の臓器から転移してくるものがあります。犬猫では転移性腫瘍の方が多いとされています。 
犬では、肝細胞癌が最も多く、肝臓に大きな腫瘍が1つできることが多いのが特徴です。 
ほかに、転移しやすい胆管癌や、出血を起こしやすい血管肉腫などもみられます。 
外科的切除が第一選択になることが多いです。 
猫では胆管癌が最も多く、腹膜に広がることが多いため注意が必要です。また、リンパ腫が肝臓にできることもあります。 
犬、猫ともに主な症状は、食欲低下、元気消失、体重減少、嘔吐、黄疸などですが、症状がほとんど出ないこともあります。診断は血液検査や超音波検査、CT検査(読影)などで行い、治療は手術や化学療法、対症療法など腫瘍の種類に応じて選択されます。 
当院では正確なCT検査(読影)、超音波検査の診断の上で治療方針を決定しています。 

より詳細な症例写真はこちら

※本症例には手術中の画像が含まれます。刺激の強い内容となるため、閲覧にはご注意ください。内容をご理解いただいたうえで、下記よりご確認ください

手術中の画像
症例

副腎腫瘍

手術前の画像
犬と猫の副腎腫瘍は、副腎皮質や髄質から発生し、犬ではクッシング症候群、猫では高血圧や糖尿病悪化などが主症状です。 
診断には血液検査でホルモン異常を確認し、腹部超音波やCT検査(読影)で腫瘍の大きさや転移を評価します。 
治療は原則外科切除で、手術前にホルモンや血圧を安定させることが重要です。 
手術が難しい場合は薬物療法でホルモン分泌を抑えます。 
術後はホルモン値のフォローと再発・転移の確認が必要で、予後は腫瘍の種類や悪性度に依存します。 
当院では高大静脈に隣接、浸潤している腫瘍での手術実績があり、正確なCT検査(読影)を行った上で手術方針を決定しています。  

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手術中の画像
症例

猫乳腺腫瘍

高悪性度腫瘍であるため、早期発見・早期介入が重要です
猫の乳腺腫瘍は、乳腺組織に発生する腫瘍の総称で、報告により差はあるものの、約80〜90%以上が悪性(乳腺癌)とされています。 
犬とは異なり、猫の乳腺腫瘍は生物学的悪性度が高く、局所浸潤性および転移性が強いことが特徴で、必要に応じてCT検査(読影)で転移の有無を確認します。そのため、早期の診断と適切な治療計画の立案が特に早期の外科予後に大きく影響します。 
当院では基本的に全症例で乳腺の切除と同時に腋窩リンパ節の切除を実施しています。(再発、転移予防、予後判定に重要)

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※本症例には手術中の画像が含まれます。刺激の強い内容となるため、閲覧にはご注意ください。内容をご理解いただいたうえで、下記よりご確認ください

手術中の画像
症例

上顎・下顎腫瘍

手術前の画像
犬や猫の上顎・下顎の腫瘍は、口の中やあごの骨にできるものです。良性のものもありますが、悪性の腫瘍も少なくありません。犬では悪性黒色腫(メラノーマ)や線維肉腫などがみられ、猫では扁平上皮癌が多いとされています。 
主な症状として、よだれが増える、口臭が強くなる、食べにくそうにする、口から出血する、あごが腫れるなどがあります。進行すると体重が減ったり、食事がとりにくくなることもあります。 
診断には口の中の検査やレントゲン、CT検査(読影)、腫瘍の一部を採取して調べる検査などが行われます。治療は腫瘍の種類や広がりによって異なりますが、手術、放射線治療、薬による治療などが検討されます。早期発見のためには、口の中の変化に気づいたら早めに動物病院を受診することが大切です。当院では上顎、下顎の部分切除、全切除の手術実績があり、正確なCT検査(読影)を行った上で手術方針を検討しています。 

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※本症例には手術中の画像が含まれます。刺激の強い内容となるため、閲覧にはご注意ください。内容をご理解いただいたうえで、下記よりご確認ください

手術中の画像

治療の流れ

初診・問診

症状や経過を詳しくお伺いします。紹介状があればご持参ください。

精密検査

血液検査・レントゲン・超音波・CT検査などで、腫瘍の性状や進行度を評価します。

 診断・治療計画のご提案

検査結果をもとに、治療の選択肢をご説明します。ご家族のご希望や動物の状態に合わせた最適なプランを一緒に考えます。

 治療開始

手術や投薬治療を実施。術後・治療後のケアも丁寧にサポートします。

経過観察・フォローアップ

定期的な再検査で再発や転移を早期発見。生活の質を大切にしたアフターケアを行います。

診療料金目安

項目 料金(税込)
初診料(腫瘍科) 1,000円~
CT検査 30,000〜50,000円
腫瘍摘出手術 30,000〜400,000円(部位・難易度による)
化学療法(1回) 10,000〜30,000円
病理検査 15,000円

※動物の状態や治療内容により変動します。詳細はお問い合わせください。
※ペット保険対応可(各保険会社による)

院長挨拶

福井博崇院長の写真

院長福井 博崇

当院では、高度な外科手術・麻酔管理・CT検査を組み合わせた、専門的な腫瘍科診療を提供しています。
腫瘍の状態を正確に把握したうえで、患者さんへの負担をできる限り抑えながら、根治を目指した治療方針をご提案いたします。

医学的な正確さはもちろんのこと、ご家族にとって本当に納得できる選択を、一緒に考えてまいります。
「まだできることはないか」——そう思われたとき、真っ先に頼っていただける存在でありたい。
そんな思いで、日々診療に臨んでいます。
どんな小さな不安でも、どうぞお気軽にご相談ください。

略歴・所属

略歴

  • 2006年 麻布大学獣医学部獣医学科 卒業
  • 2006年 大阪府内の動物病院にて勤務
  • 2008年 福井獣医科病院 勤務医
  • 2018年 福井獣医科病院 院長

所属

  • 大阪府獣医師会
  • 東大阪市獣医師会
  • JAHA(日本動物病院協会)
  • WAHA(World Animal Hospital Association)
  • 獣医麻酔外科学会
  • 比較眼科学会
  • JVOC(日本獣医眼科カンファランス)

認定・資格

  • 2008年 メニワン白内障手術実習修了
  • 2010年 iVEAT腹部超音波研修上級コース修了
  • 2012年 関西動物ハートセンター心エコーセミナー修了
  • 2015年-2017年 General Practitioner Certificate Program in Small Animal Surgery修了
  • 2017年 ESVPS公認小動物外科総合診療認定医(GPCert in Small Animal Surgery)取得
  • 2018年 AOVET(骨折治療の研究グループ)主催AOコース(小動物・Advance)修了

※ ESVPS(European School of Veterinary Postgraduate Studies)とは

現在世界19ヵ国で小動物臨床獣医師の卒後教育プログラムを主催する団体です。2年間の講義と実習を修了後、論文審査および筆記試験に合格すると認定資格が与えられ、ヨーロッパと同様の高い水準を習得した獣医師であるという承認が得られます。

よくあるご質問

腫瘍と診断されたら、必ず手術が必要ですか?
いいえ。腫瘍の種類・進行度・動物の年齢や体調によって、最適な治療法は異なります。手術・化学療法・緩和ケアなど、複数の選択肢をご提案します。
高齢でも手術は受けられますか?
麻酔科認定医が術前評価を行い、リスクを最小限に抑えた麻酔管理を実施します。高齢だからと諦めず、まずはご相談ください。
セカンドオピニオンも可能ですか?
もちろんです。他院での診断結果や検査データをお持ちいただければ、当院の見解をお伝えします。
治療費が心配です…
事前に費用の見積もりをお出しします。ペット保険も利用可能ですので、ご加入状況をお知らせください。
遠方からでも通院できますか?
可能です。初診や精密検査は当院で行い、その後の経過観察はお近くのかかりつけ医と連携することもできます。

お支払い方法

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